htmx の 0.0.4 リリース を発表させていただきます。今回はプロジェクトの名称変更はありません。
今回のリリースでは、多くのコードのクリーンアップが行われたほか、2 つの主要な機能が追加されました。
最初に、htmx には適切な 拡張機能 メカニズムが備わりました。これにより、htmx ライフサイクルにプラグインして、コアライブラリにはない機能を提供する拡張機能を作成できます。このリリースで同梱され、使い勝手がよいと思われる拡張機能をいくつかご紹介します。
morphdom-swap
- morphdom ライブラリを使用して新しいコンテンツとスワップできます。class-tools
- 使用されなくなった hx-classes
属性を置き換えます。json-enc
- AJAX リクエストボディを JSON でエンコードできます。同梱されている拡張機能の全リストは こちら でご覧いただけます。
この拡張機能メカニズムを使用すると、コアの htmx コードはコンテンツのロードに集中しつつ、HTML に重点を置いた便利な機能を導入できます。
htmx では、hx-ws
属性を使用して Web ソケット を試験的にサポートするようになりました。
<div hx-ws="connect wss:/chatroom">
<div id="chat_room">
...
</div>
<form hx-ws="send">
<input name="chat_message">
</form>
</div>
さらに、サーバー送信イベント サポート属性は hx-sse
に名前が変更され、構文が新しい Web ソケットサポート構文に合わせて標準化されました。
<div hx-sse="connect /event_stream">
<div hx-get="/chatroom" hx-trigger="sse:chatter">
...
</div>
</div>
その他の開発者による貢献など、多数のバグ修正も行われました。ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします!
お楽しみください!