hx-push-url
hx-push-url
属性を使用すると、URL をブラウザーの ロケーション履歴 にプッシュできます。これにより新しい履歴エントリが作成され、ブラウザーの戻るボタンと進むボタンによるナビゲーションが可能になります。htmx は現在の DOM をスナップショットして履歴キャッシュに保存し、ナビゲーション時にこのキャッシュから復元します。
この属性の可能な値は次のとおりです。
true
、取得した URL を履歴にプッシュします。false
、継承または hx-boost
によって URL がプッシュされる場合にプッシュされる URL を無効にします。history.pushState()
どおりに URL をロケーションバーにプッシュします。これは相対パスまたは絶対パスのどちらでもかまいません。例を次に示します。
<div hx-get="/account" hx-push-url="true">
Go to My Account
</div>
これにより、htmx は現在の DOM を localStorage
にスナップショットし、URL '/account'
をブラウザーのロケーションバーにプッシュします。
別の例を次に示します。
<div hx-get="/account" hx-push-url="/account/home">
Go to My Account
</div>
これにより、URL '/account/home'
がロケーション履歴にプッシュされます。
hx-push-url
は継承され、親要素に配置できます。HX-Push-Url
レスポンスヘッダー は同様の動作を持ち、この属性をオーバーライドできます。hx-history-elt
属性 を使用すると、履歴キャッシュに保存される要素を変更できます。